主題歌 OP:『サバンナを越えて』 歌:水木一郎 ED:『夕映えになれ』 歌:徳垣とも子 上記2曲とも、作詞:竜真知子/作曲:川崎真弘/編曲:朝川朋之 [編集] 劇場版 1997年8月1日より松竹系で公開。テレビアニメ版では最後が改変された原作の第3部を忠実に描くことを意図として製作された。 [編集] スタッフ 製作総指揮:松谷孝征、幸甫 企画:清水義裕、古徳稔、石田康男 プロデューサー:久保田稔、宇田川純男、秋葉千晴 キャラクターデザイン・作画監督:杉野昭夫 音楽:冨田勲 指揮:大友直人 演奏:東京交響楽団 音響監督:千葉耕市 美術監督:阿部行夫 演出:五月女有作、吉村文宏、桑原智 脚色・監督:竹内啓雄 製作:手塚プロダクション、松竹 主題歌(イメージソング):松たか子『WIND SONG』 [編集] オリジナルビデオアニメ版 『アニメ交響詩ジャングル大帝』は、テレビアニメ第1作放送時に発売されたレコード『交響詩 ジャングル大帝』に映像をつけるコンセプトで制作された51分のオリジナルビデオアニメ作品である。1991年4月1日に日本コロムビアより発売された。監督は、新旧のテレビアニメシリーズのスタッフでもあった虫プロ出身の平田敏夫が務めている。 [編集] スタッフ 企画:木村英俊 エグゼクティブ・プロデューサー:木村裕史、松谷孝征 プロデューサー:清水義裕、久保田稔、岩瀬安輝、丸山正雄 監督:平田敏夫 監修:宇井孝司 作曲:冨田勲 指揮:石丸寛 演奏:日本フィルハーモニー交響楽団、日本合唱協会 構成:山本暎一、田代敦巳 設定:高林久弥 美術監督:金村勝義 作画監督:本木久年 製作協力:マッドハウス 製作:日本コロムビア、手塚プロダクション [編集] 登場キャラクターとキャスト レオ:太田淑子(第1作)→外山高士(第2作)→林原めぐみ(第3作、幼年期)→古本新之輔(第3作、少年期)→津嘉山正種(劇場版) 主人公。白獅子パンジャの息子で、同じく白獅子。『劇場版』と『進めレオ!』では妻にライヤ、子供にルネとルキオを授かる。 『劇場版』では、最後にヒゲオヤジを助ける為に命を犠牲にする。『劇場版』と『新ジャングル大帝』とのつながりはないと考えられる。 ライヤ:松尾佳子(第1作)→北浜晴子(第2作)→玉川紗己子(第3作)→倍賞千恵子(劇場版) レオの親友。気が強く、恐がりな女の子。第3作では、リョーナというレオの叔母の雌ライオンに仕えている。リョーナの死後はレオのことを気にかけレオを支える。劇場版では中盤にルネの家出のために疲労と気苦労が重なりルネのことを考えていた時急に死斑病に罹り、最後はレオとルキオを残して息を引き取った。 『新ジャングル大帝』と『劇場版』のつながりはないと思われる。理由はレオとヒゲオヤジの関係がないこと、『新ジャングル大帝』で死亡した(おふくろさんやパグーラ)キャラクターが登場していているため関連性がない。 ライヤは『ジャングル大帝 進めレオ!』ではとても子供想いである。 パンジャ:小池朝雄(第1作)→佐々木功(第3作) レオの父親で、ジャングルの王。ジャングルに人間の手が及ぶのを防いでいたが、ハム・エッグによって射殺された。 FX取引、FX初心者、くりっく365、FX口座開設、FX資料請求 エライザ:新道乃里子(第1作)→島本須美(第3作) レオの母親。レオの誕生後、愛する息子と離ればなれに・・。 ルネ:里見京子(第2作)→柊美冬(劇場版) レオの息子。逆さに読むと「ネル」=「寝る」。進めレオではレオの少年期と瓜二つ、劇場版では中盤に人間の世界に旅立っていくがレオやライヤの住むジャングルが伝染病に冒されているとコウノトリに聞いて故郷に帰る。しかし帰ってきた時にムーン山から下山してきたレオの毛皮を着たヒゲオヤジに遭遇、そこで初めてレオの死を知る。 ルキオ:増山江威子(第2作)→椎名へきる(劇場版) レオの娘でルネの妹。逆さに読むと「オキル」=「起きる」。ジャングル大帝 進めレオではライヤの子供時代と瓜二つである。劇場版ではライヤが死斑病で息を引き取ったあとルキオも死斑病に発病する。しかしムーン山を調査しに来ている、ヒゲオヤジたちに助けられる。 トミー:明石一(第1作)→トニー:亀山助清(第3作)→龍田直樹(劇場版) FX ココ:田村錦人(第1作)→千葉繁(第3作)→肝付兼太(劇場版) マンディ:勝田久(第1作) トット:加藤精三(第1作)→中尾隆聖(第3作) ディック:熊倉一雄(第1作) ボウ:川久保潔 ケン一:関根信昭(第1作)→山口勝平(第3作) 嵐に遭って飛行機が不時着したため、ジャングルにやってきた人間。橋の崩落から救ってくれたレオと出会い、仲良しになる。レオ達に人間の言葉を教えてくれる。 FX 第3作では幼いレオを引き取り、ジャングルに帰るまでを一緒に過ごす。 マリー:山本嘉子 ヒゲオヤジ:千葉順二(第1作、第2作)→伴俊作:辻村真人(第3作)→富田耕生(劇場版) ロンメル:大平透(第2作) プラス:納谷悟郎(第2作)→村松康雄(劇場版) マイナス:塩屋浩三(劇場版) ランプ:納谷六朗(第3作) ブブ:玄田哲章(第3作) FX パンジャのライバル。左目の傷はパンジャとの戦いで負ったもの。そのためか、レオに敵対心を抱いていたが・・。 第50章 勝利でレオに助けられ。第52章 調和にてミスシフォンの銃撃から身を投げ出してレオを庇い負傷する クッター:増岡弘(第3作) ハムエッグの相棒 FX リョーナ:島本須美(第3作) パロス村で生き神とされている白いライオン。ライヤを仕えている。原作および第1作ではパンジャの娘でレオの異母姉だが、第3作ではパンジャの妹でレオの叔母とされている。ライヤにとって最愛の存在だったが、ハムエッグの銃撃からレオを守って死亡する。 ブラッザー:谷啓(劇場版) パグーラ:伊武雅刀(劇場版) ビゾー:鈴木蘭々(劇場版) メリー:中嶋朋子(劇場版) ハム・エッグ:富山敬(第3作)→立川談志(劇場版) ラムネ:松本保典(劇場版) [編集] 黒人描写問題 本作を巡っては、黒人描写をめぐって差別だとして抗議を受ける問題が起きている。1990年9月に「黒人差別をなくす会」より、手塚作品の黒人描写が差別と偏見を助長すると抗議して「善処」を求める内容の内容証明が手塚プロダクションを始めとして、手塚作品を出版する大手出版社に送られた。これを受けて、東京、名古屋、神戸で開催されていた「手塚治虫展」では、『ジャングル大帝』のパネルを撤去し、パンフレットから黒人の部分を削除して差し替えがなされた。当時の「黒人差別をなくす会」は、鳥山明の『Dr.スランプ』、佐藤正の『燃える!お兄さん』など、手塚以外の漫画にも同様に抗議を行い、それらの作品では指摘された黒人の部分を描き変える形の対処が取られたが、既に作者が故人となっていた手塚治虫作品の場合は、描き直すことが不可能であった。そのため、手塚プロダクションでは、1990年12月までに講談社の「手塚治虫漫画全集」の全巻を出荷停止したのを始め、その他、7社の出版社から出されている手塚の単行本のうち黒人が描かれているもの全てを一時的に出荷停止する処分が取られた。その後も、「黒人差別をなくす会」からは定期的に抗議文が送付されて来る中、描き直しが無理のため絶版処分とする処置も浮上したが、1992年春に講談社社員の発案で、手塚が故人であることと描かれたその当時の時代背景を示すものであるとする断り書きを巻末につけて理解を求めることに決定。『ジャングル大帝』を始めとする手塚作品の再出荷を開始した。1993年には日本アフロ・アフリカン協会からも抗議を受けたが、手塚プロダクションと出版社を交えて対話が行なわれ、断り書きをつけることで基本的合意が得られている。以後も「黒人差別をなくす会」からは定期的に抗議が寄せられているというが、これがきっかけとなって、黒人が登場するしないに関わらず手塚作品が出版される際は断り書きを巻末につける形が通例となっている。 手塚治虫ファンクラブ京都は、1990年8月に手塚プロダクションの許諾を受けて、会報「ヒョウタンツギタイムス」誌上で「漫画少年」連載のオリジナルの『ジャングル大帝』の復刻を開始。大手出版社と手塚プロダクションへの抗議に続く形で、1990年10月に『ジャングル大帝』が人種差別とする「黒人差別をなくす会」から抗議文が到着したが、手塚治虫ファンクラブ京都はこれに納得せずに刊行を続行。大手出版社の黒人描写がある手塚作品が出荷停止となっていた時期も、手塚治虫ファンクラブ主宰者は、手塚治虫ファンクラブ京都の名を外して、手塚プロダクションとは関係ない形で、1992年3月までかけて復刻を完了した。 [編集] ディズニー作品『ライオン・キング』との類似 本作とディズニープロダクションの1994年公開のアニメ映画『ライオン・キング』とが類似しているとして、ディズニーが模倣したのではないかと日米で話題になった。この件に対して、ディズニー側は公式にはアメリカで放送された『ジャングル大帝』を見ていないとして模倣を否定した。日本では手塚治虫を敬う漫画家の里中満智子が個人で署名を集めて、ディズニーへ質問状を送る活動を行なった。 手塚治虫の死後、著作権を管理している手塚プロダクション並びに遺族は仮に盗作だったとしてもディズニー側と事を構えない事を決めた。理由は「ディズニーファンだった故人がもしもこの一件を知ったならば、怒るどころか『仮にディズニーに盗作されたとしても、むしろそれは光栄なことだ』と喜んでいたはずだ」とした。手塚治虫の長男で、手塚プロダクションの取締役も務める映像作家の手塚眞は、問題にしなかった理由として、ディズニーへのバッシングに荷担したくなかったこと、文化は模倣によって成立すること、『ライオンキング』には白いライオンが登場せず、動物だけの世界で閉じており『ジャングル大帝』のような人間社会と交流するドラマがないことを理由に似ているとは思わなかったことを挙げている。手塚プロもテレビアニメ版を制作した山本暎一も問題にしなかったこともあり、騒動は自然と終息した。 ディズニー側からの里中満智子への返信には模倣は否定しつつも、手塚治虫の業績を認め、手塚へ敬意を表する旨が記されていたという。建前は上記であっても本音は手塚の作品はディズニーに影響された作品作りになっているため、手塚側の部が悪くなるためだ。